平成19年度 3学年選択技術  
    赤外線制御CARの製作

2007
1022
細部に手を加える
@急に回転したりすると電池が落ちてしまう。何回もやっているうちに電池スナップの配線が切れた。端材を用いて電池ボックスの固定をした。
Aモーターの配線を短くする。
これで作りっぱなしと言う感じがなくなった。

コンデンサはモーターの端子に付けた方がよい。
落ちそうになっている電池 端材を見つけた。 ビス用に穴を拡大する。
固定された単三電池2本 汚い配線 綺麗な配線
2007
0830
生徒の前輪のスペーサーの製作 10mmのアルミ丸棒を買ってきて、それを20mmから30mmに弓鋸で切断して切り口を整える意味で旋盤により端面を削った。切削スピードを中まで上げて効率よく削る。26本ほど作ったが、まだ4本ほど不足している。左側の写真の左隅にあるように、両端が太くて中央が細い形が良い。できたら15mmの丸棒を手に入れて加工したい。前輪はもう少しボールが大きいと良いのだが。
加工工程  けがき→弓鋸によるアルミ棒切断→旋盤による端面加工→2.7φ貫通穴作成→3φタップによる雌ネジ切り
2007
0702
送信部の製作完了   回路図

LEDポケットライトの太陽電池による充電回路と赤外線送信部をドッキングした物を作った。電源は3.6Vでしかもニッカド電池であるので内部抵抗は低い。赤外線LEDからたくさんの赤外線が放出されることと思う。4個赤外線LEDを付けたが個と同性能
2007
0701
2号車の完成
プログラムは完璧なのか疑問に思ったので追究してみた。
@思ったより赤外線が飛ばない。
Aなぜだろう。
B赤外線検出器は5VPICは3Vだから過大入力になっているのか。
C信号入力ピンGP0を外してみる
DGP0は外してもHレベル
EGP0はプルアップされているのか。
Fされない設定のようだ。
GMPLABでデバッグしてみる。
H確かにプルアップされている。
IOPTION_REGの設定は良いのか。
J表記の仕方が悪い(右の青色部)

K青色部分を赤と同じように書き直す
Lプルアップは解除された。
main
CLRF GPIO
MOVLW b'00000111'
MOVWF CMCON
BSF STATUS,RP0
MOVLW IO_PORT
MOVWF TRISIO
MOVLW 00001000b
MOVWF WPU
MOVLW 11010111b
MOVWF OPTION_REG
2号車はボディー製作するのにどれくらいかかるか自分の息子で実験してみた。ギアボックスの組み立てとプレートへの取り付けのみの時間である。プリント基板や電池の配線は含まない→約34分
2007
0630
送信部の
  製作開始

赤外線の到達距離が短いので、飯島先生にいただいた2SC2500を用いてLED4個の物を製作した。右写真のスペーサーは直径4ミリ、厚み4ミリで、φ1.6のドリルで下穴を開け、φ2.0タップでネジを作った。
2007
0630
最終的な基板の完成

生徒の作りやすさを考えて、半固定抵抗を固定抵抗3本に置き換えることにした。15kΩと5.1kΩでOKだが、余裕を見てもう1本接続できるようにした。付け加えたのがLEDのパイロットランプである。電圧が低くなると点滅するように電流制限抵抗は1KΩと高い値とした。トランジスタはダーリントンとかも考えたが、2SC3328に落ち着いた。DDコンバータ部は2SC18152個である。
PIC(1) TR(4) IR(1) R(8) C(4) Di(4) LED(1)L(1) SW(1)
    PIC12F629_RX 回路図
2007
0630
35枚切断→穴あけ→研磨→フラックス→試作
今日は本当に忙しかった。最近は午前2時に目が覚めるのが当たり前になってしまった。明るくなってから学校に行き、35枚の基板を生徒が作る段階まで持っていくことにした。電動糸鋸による切断、出力端子の穴あけ1枚に4個で140箇所、3mmネジ止め用の穴、ひとつの基板に2箇所で70個、2000番の耐水ペーパーによる表面研磨。フラックスがけ、そして試作。研磨までは約4時間、試作は基板の試作2時間かかった。
2007
0629
TX(送信)回路
    製作開始


赤外発光ダイオードを4個用いた基板を製作開始する。この回路によって体育館で赤外線カーは自由に走り回ることができる。現在の物では1mか1m50位しか赤外線で制御できない。2SC2500トランジスタを飯島先生にいただく。
2007
0629
35枚の基板加工

池田工業高校の飯島先生に作っていただいた。ひとつ失敗したのは出力端子を0.950mmに設定したところである。ドリルの穴あけができていなかった。1枚につき4個あるので35枚だと140個にもなる。明日は学校で穴あけを頑張りたい。
2007
0626
基板をシャシーに載せる
ドライブ用のトランジスターのB電流が不足しているかも知れないとの予想の元でB抵抗を1KΩから100Ωに変更すると元気良くなった。ゆっくりしか動かないが、良しとする。自在ギヤボックスと自在タイヤを用いてみた。ギヤボックスはよく考えられている。自在キャスターのステーはアルミ棒を旋盤で削りだした。
2007
0625
6号基盤を作っていただく
右の写真が製作していただいた6号基盤である。モーター用に+1.5V加える回路である。もしかしたらだめなこともあるかも知れないと思い試しに前の基盤のパターンカットをして電池をつなぎ実験してみた。電池の効果はなかった。それどころか電源電圧が0.5V位変動している。原因は何か?わからない。
2007
0625
XM-5302B基板

CDプレーヤーを分解してモータードライバーを探す。昔からCDプレーヤーは分解してもICは入っていないと思っていたが、モータードライバーICは必ず入っている。この機種でもBA6790FPというICが入っていた。ROHMという会社で作っている。
 4チャンネルBTLであるので便利そうである。電圧が高く、パソコン用の12V電源を用いるのであろう。
 模型用のモーターでは電圧が高すぎる面がある。

 HDDでも当然モータードライバーが入っているのでこちらもみたい
4-channel BTL driver for CD playersBA6790FP / BA6791FP
2007
0623
モータードライブ回路として試したトランジスタ

@C1815+C2682ダーリントン接続
A2SC3328
B2SC1815単独

2SC3328 2SC2682 2SC1815
Vcbo 80V 180V 50V
Ic 2A 0.1A 0.15A
Pc 900mW 10W 400mW
hfe Y 120_240 P 160_320 GR 200_400
【回転の状況】
ダーリントン接続は回転した。
2SC3328も回転した。
2SC1815単独ではダメだった。
C2682+C1815はコレクタ電流は少なすぎる筈であるが、良く回ったと思う。本番では2SC3328を用いることに決定した。
2007
0623
モータードライブ回路の検討

赤外線受信ボードのバラックセットに手を加えて調べてみることにした。2SC1815は150mAしか流せないので、携帯電話の振動モーターのような極少ない電力の物はこれでよいが、もう少し大きなマブチFA−130モーターくらいになると1A位は少なくとも流せないと規格をオーバーしてしまう。そこで、より大きな電流を流すことのできるパワートランジスタはないか探すことにした。TO−220位になると設計パターンの変更が余儀なくなるので、できたらもう少し小さな物にしたい。
2007
0623
はんだブリッジ?

モーターを取り付けて回転させてみるが回らない。ハンダブリッジかと思い目で追うが判らない。実は2SC1815のせいだった。顕微鏡の接眼レンズを逆にして基板を太陽光で透かしてみる。切り取った銅箔がほんの少し残っているようである。電源と残ったパターンの間に約20Ωの抵抗があることから発見した。
2007
0622
赤外発光ダイオードの点滅の様子
赤外発光ダイオードの点滅の様子はビデオカメラで観察可能なことは聞いている。デジカメで映像を撮ってみた。映像は右をクリック。
映像
2007
0622
5/31完成の送信部に手を加える

送信回路は赤外線が飛ぶ距離が約50cmであるが、PIC12F629の電源回路にパスコンを入れることによってずいぶん雑音が減りその結果感度が上がった。

●CR2032電池が立っていたり、IR_LED(発光ダイオード)がふらついたりしていたので少しであるが手を入れ、ある程度持ち運べる物とした。
●小型のLEDをつけて、発振状況を把握するようにもしたいと思った。どこかの本で、赤外線発光ダイオードをビデオカメラで撮ると光っていることが判ると書いてあったので、次回はそれをたし確かめたい。
2007
0621
DDコンバータ部は半固定VRとトランジスタ1個で5Vに調整可能になった。回しすぎると8Vとかになるので抵抗と半固定抵抗と組み合わせて上限はせいぜい6V程度にすることが望ましい。
完成したRX_12F629_e1.pcb 基板
飯島先生に製作していただき、家に帰ってすぐに組み立ててみた。今回は生徒の製作しやすさ考えて、45mm×46mmとした。インダクタは手持ちの関係で330μHとした。半固抵抗はこれまた手持ちの関係で20kΩとした。基板はIR受光素子がもう少し下なら良かった。出力端子は取り付けていない。
2007
0620
ハンダブリッジ
機械で作った基板の欠点としてはんだ付けがしにくいことが上げられるがこの基板では4個のブリッジがあった。(ダブルクリック)
発見方法
  →肉眼に頼る。
生徒にわかる発見方法 →テスターの導通レンジ(ピーと音がする)の利用。
うるさい授業になりそうなのが欠点?
私はこれで発見しました。
スイッチの取り付け穴を1mmドリルで拡大して取り付けた写真完成したが思うように5Vが出ない。適当なインダクタのせいか?
2007
0620
ジャンパー線の解除
池田工業高校の飯島先生にジャンパー線が不要であることを指摘していただいた。右の写真の太い赤線がそれ。ジャンパー線を1本解除するのは意味のあることで、部品点数が1点減ることを意味している。
こんな授業も可能
指摘していただいた事をを高校生の授業に生かせないか考えてみた。
ジャンパー線が何本かある回路を生徒に提示する。
        ↓
時間内にジャンパー線を解除する方法を考える。
       ↓       
発表して他人の考えの良さを知る(基板設計の面白さを知る)
共通の回路で異なるプリントパターンができることから合理性を追究する良さが判る。
2007
0619
早速、試作をしていただく

池田工業高校の飯島先生にプリント基板を加工していただき、右のような物ができあがった。トグルスイッチ出力ピンはドリルの径が細くて入れることができなかった。

生徒にとっては基板が小さすぎる。
組み立てる時に部品の間隔が狭くて製作が難しかった。6/18に考えた回路の、半固定VRで電圧が高くなったら低くする安定化の部分が入っていない基板であったが、それでも小さすぎる。寸法は34mm×34mmであった。
2007
0618
部品数を減らし、回路の簡略化

DDコンバータ専用のICを使うのではなく、PICのCLKOUT(クロックアウト)を使ったのが右の回路である。GP4(3ピン)にPICのクロック周波数の4分の1の周波数の波を出力できる。内部は4MHzなので1MHzを出力できることになる。これはプログラムの最初の段階で__CONFIG _CP_OFF & _CPD_OFF & _WDT_OFF & _BODEN_OFF & _PWRTE_OFF & _INTRC_OSC_CLKOUT & _MCLRE_OFFとすれば簡単にできる。
"
2007
0616
DDコンバータの組み立て

 LMC555を用いた。このICはCMOSタイプなので低い電圧で使え、しかも低消費電力である。
 コイルは180μHを用いた。発振周波数は151KHzで1S1558の後にコンデンサを入れると97.5Vの電圧が出た。

 コンデンサの耐圧にも気を配らなければならない。
問題点 安定しないで、これををまともに使うことはできないので、5Vのツェナーダイオードを入れた結果4.98Vとなった。回路全体の電流は無負荷で44.2mAであった。
2007
0616
ブレッドボードに差す部品装着方法

右のような工夫をすると抜けなくて便利である。
2007
0615
飯島先生に生徒用基板の試作をお願いする

PIC16F629の赤外線受光器の基板の試作をお願いしたところ早速作っていただきました。問題はやはり受光器のDDコンバータ部分の占める割合が大きいことである。38mm×48mmのプリント基板はかなり細かい。
昇圧方法は@インダクタで昇圧 Aキャパシタで昇圧
BCockcroft−Walton昇圧回路 CSchenkel昇圧回路
などがあるようだが、昇圧した後に安定化する必要もあるだろう。するとレギュレータも必要となる。バラックセットを組み試すことに決める。
2007
0611
赤外線の解読器を製作

インターネットでTomcatさんのページに掲載されているIRリモコン解読器を製作した。3Vリチウムを使用するためにDDコンバータを使ってあるところも良くできている。74HC04を使って発振しているがICL555あたりでするともっとコンパクトにできそうである。半固定ボリウムで調整して4.98Vにしてある。220μHのインダクタは昔のNECの5インチのハードディスク基板より取り外した物である。
2007
0604
ブレッドボードで受信部分を製作する

 赤外線で制御することを今年はやってみたい。既に選択技術は製作を開始していて、第1作目は完成した生徒がいる。PIC16F57を用いた電子ルーレットである。昨年はミューロボカー(PIC16F630)にセンサーを2個取り付けてライントレーサーを製作したが今回は赤外線である。
 中学生が作るので、複雑な物は極力さけようと考えた。
完成しなければ作る喜びを持てるはずがない。昨年は難しすぎた。特に2年の時計は難しかった。
2007
0531
ブレッドボードで送信部分を製作する

赤外線の送信部分を製作する。PIC12F629を久しぶりに扱ったが、PIC16F57に比べると非常に小さい。発振用のセラミック発振子は必要ないし、57と同様低電圧で動作が可能である。リチウム電池はCR2032を用いて3Vで全体を動かしている。電源スイッチは不要だが付けておいた。SLEEP動作をさせるためである。